なぜ、新しい場所が必要なのか?

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利用者・スタッフそれぞれのグループ分けのためです

青丘社の障がい者福祉事業部門「ほっとライン」では、放課後等デイサービス事業および日中一時支援事業を行っています。

地域の障がいのある子どもたちが、放課後の時間を充実して過ごせるように、そして、保護者が子どもを預けて安心して働いたり、休息をとったりできるように、利用者と保護者の伴走者として支援を提供してきました。

今回の新型コロナウイルス感染拡大、そして緊急事態宣言は、障がいをもつ子どもたちとその保護者にも大きな影響を大きな影響をもたらしました。
障がいのある子どもたちを育てるには、特別な配慮が必要です。それを保護者だけで行うのは極めて困難です。しかしながら現在、その重要な役割を担う特別支援学校も、感染拡大防止の観点から、保護者の就労など特別な事情のある児童を除いて登校を制限しています。
感染拡大の不安と、急激に増大した子育ての負担で、保護者の疲労は限界に達しています
放課後等デイサービスでは、通常の長期休み期間に準じ、午前中から子どもを預かることにしました。それにあたり、利用者とスタッフの感染リスクを軽減させるために、子どもたちとスタッフをグループ分けし、グループごとに利用できる曜日を分けることで対処しています。また、日中一時支援事業についても、同様の対応により、保護者の負担が大きくなりすぎないよう努めています。
しかし、すべての利用者が、特定の曜日のみの利用で済ませられるわけではありません。保護者が医療・介護など、他者の命を支える場で働いている子どもがいます。障害の特性により、毎日のケアが必要な子どもがいます。そのような利用者のためにどうしても、毎日利用できる場所がもう一か所、必要なのです。

もう、新しい場所での活動が始まっています

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