昨年末、突然のお知らせを受けました。標記の通り、関田後援会長が召天されたというお知らせでした。
つい先日まで、クリスマス募金の案内送付についてご指示をいただくなど、後援会会長としてのお働きに元気に活躍されていましたので、突然のことに大きなショックを受けました。
関田先生は、川崎の共に生きる地域社会づくりの幕開けをリードした方でした。
青丘社の初代理事長を務められた故・李仁夏在日大韓キリスト教会川崎教会牧師と出会ったことが、ご自身の活動の原点であるといつもおっしゃっていました。そして、川崎の市民活動の展開の中で、節目節目で大切な役割を果たされてきました。2022年も、在日大韓基督教会川崎教会の新会堂での献堂式において、これからの地域社会で果たすべき新会堂の役割についてお話しくださり、多くの人に力をくださいました。川崎のヘイトスピーチ根絶、朝鮮学校支援といった市民活動でも、最先頭に陣取り、マイクを握り、声を上げ、チラシを配布する活動を精力的に展開してこられました。
最後の最後まで、前のめりで課題に向き合い、歩み続けた先生のことを、私も含めてみんなが人生の師として記憶の中にとどめ、自らの生き方の道しるべと考えておられると思います。
先生のお倒れになった経緯はつぎの通りです。12月13日、受診予定の日に体調が急変し、自ら救急車をお呼びになり、入院。翌14日にご親族の見守られる中、賛美歌に送られて静かに息を引き取られたとお聞きしています。ご本人の遺志により、家族葬にて送られ、後日、お別れの会が開催されると伺っています。川崎戸手教会ホームページ(右上にリンクがあります)に、先生のご訃報、お別れの会などのお知らせが載っています。
多大なお力をいただいた社会福祉法人青丘社として、心から哀悼の意を表します。
社会福祉法人青丘社 理事長 三浦知人 |